地銀5行・G、デジタルビジネスコンテストを共同開催
2022.07.18 04:44
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)、北海道銀行、岩手銀行、七十七銀行、沖縄銀行はデジタルビジネスコンテスト「X-Tech Innovation 2022(クロステックイノベーション 2022)」(X-Tech)を共同で開催する。デジタルテクノロジーを活用した新しいサービスを全国から募り、優れたアイデアを表彰するほか、既存企業とのマッチングを図る。7月1日から募集を始めた。複数の選考を経て、2023年1月に最優秀賞を決める。
対象は、主たる事業所が国内にある法人や個人。条件は、サービスやビジネスアイデアが応募時点で構想段階、もしくは提供開始から2年以内。
22年11~12月に北海道、東北、九州、沖縄の各地区で選考会を開き、最優秀賞には50万円、優秀賞には20万円をそれぞれ贈る。23年1月に各地区の受賞者を集めた最終選考会を東京で開催し、最も優れたアイデアを持つ参加者に賞金100万円を贈呈する。
FFGの永吉健一執行役員は「これまで当たり前だった社会やビジネスの構造に対し、デジタルを使って『リデザイン』(再設計)する新たなサービスを募集したい」と話した。
X-TechはFFGが15年に開始して以降、主催する地銀を増やしながら今回で8回目の実施となる。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀、融資ファンドへ参加増 LBOノウハウ習得狙う
- 信金・信組、共同化費用の抑制図る 資金交付制度拡充を要望
- 金融機関、AI急拡大 過半数が利用 日銀調査
- みずほFG、勘定系「MINORI」初のシステム更改完了 正常稼働
- 改革の旗手 淡路睦・千葉銀行代表取締役専務執行役員・グループCSuO、誰もが活躍できる道拓く
- 銀行界24年度役員報酬、1億円以上は44人 MUFG亀澤氏が4億円台
- 西日本シティ銀、「戦略人財」を計画育成 高い専門性備え配置
- 地銀、生保業務の内製化に差 出向者引き揚げで
- 地域金融機関、取引先の福利厚生拡充 OEM利用広がる
- 福岡3JA、26年4月に合併へ 正組合員数県内最多に