埼玉県信金、ファンド投資先のベーグル店が開業

2022.07.09 14:37
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ベーグルを購入する木嵜支店長(左、7月9日、さいたま市岩槻区)
ベーグルを購入する木嵜支店長(左、7月9日、さいたま市岩槻区)

築100年超の古民家を改装したベーグル店「MIYATAYA BAGEL」が7月9日、さいたま市岩槻区で開業した。埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)と民間都市開発推進機構が共同出資した「さいしんまちづくりファンド」の4号目の投資先「TDS」(岩槻区)が運営する。


TDSは、さいたま市が2021年10月に開催した「第 2 回リノベーションスクール@岩槻」の受講者を中心に構成。ベーグル店の名前は、古民家でかつて営業していた乾物屋「宮田屋」を由来とした。テイクアウト販売を中心に展開し「岩槻の街に親しみやすい場所、新しい つながりが生まれる場所を目指す」(浅野高志・TDS社長)という。


オープン当日は同信金総合企画部の齋藤邦裕部長、岩槻支店の木嵜貴志支店長らも駆けつけ、店には行列ができた。


岩槻区では、21年2月に2号目の投資をした「岩槻家守舎」がカフェスペース「ChaTora 」(チャトラ)、シェアオフィススペース「Co.Tora」(コトラ)を運営。同信金は「連鎖的な投資を通じ、エリア内の魅力的なまちづくりを一層支援していきたい」(地域創生部)と意気込む。

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