三菱UFJ銀、グリーン協調融資 10行でニコンへ100億円

2022.07.09 04:33
貸出・ローン 気候変動対応
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三菱UFJ銀行は7月8日、シンジケーション方式のグリーンローン契約をニコンと契約したと公表した。このうち同行融資分は、日本銀行の気候変動対応を支援する資金供給オペレーションで、同行が気候変動に資すると判断した初の精密機器業界への融資となる。


組成金額は100億円。資金使途はグリーン適格物件である新本社建設費用。アレンジャーとエージェントを同行が務め、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、七十七銀行、常陽銀行、静岡銀行、滋賀銀行、京都銀行、百十四銀行が参加した。契約の締結は7月7日。


ニコンは2025年度までに事業所からの温室効果ガスを13年度比46.5%削減する目標を掲げる。新本社は環境配慮型オフィスビルとなる予定。


今回のグリーンローンは日本格付研究所から第三者評価を取得し最上位評価を受けた。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
三菱UFJ銀、「企業版ふる納」支援 初年度目標は50件
大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
銀行界、Jクレ創出へ農家 後押し 東北銀、域内循環に注力

関連キーワード

貸出・ローン 気候変動対応

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)