MUFG、香港の大新FH株売却 経営資源を最適化
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行は7月8日、保有する香港金融グループの大新フィナンシャルホールディングス(FH)の全株式売却を決定したと発表。7日にはその一部を売却した。残りの株式は2022年度中に市場で売却する予定。経営資源の最適化の一環。
大新FHへの出資は00年に旧三和銀行が実施。協業関係を築いてきたが、19年3月に約1500万株(当時約82億円)を売却。今回、約3100万株(約130億円)を売却し、残りは約32万株となった。
株式売却により資本・業務提携は終了となるが、パートナーとしての位置づけは変わらないとしている。売却による業績への影響は軽微。
MUFGは、構造改革として事業ポートフォリオの見直しを実施。グローバルベースの戦略出資を、資本効率の観点を含め再検討を進めている。
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