MUFG、香港の大新FH株売却 経営資源を最適化
2022.07.08 11:431-2.jpeg)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行は7月8日、保有する香港金融グループの大新フィナンシャルホールディングス(FH)の全株式売却を決定したと発表。7日にはその一部を売却した。残りの株式は2022年度中に市場で売却する予定。経営資源の最適化の一環。
大新FHへの出資は00年に旧三和銀行が実施。協業関係を築いてきたが、19年3月に約1500万株(当時約82億円)を売却。今回、約3100万株(約130億円)を売却し、残りは約32万株となった。
株式売却により資本・業務提携は終了となるが、パートナーとしての位置づけは変わらないとしている。売却による業績への影響は軽微。
MUFGは、構造改革として事業ポートフォリオの見直しを実施。グローバルベースの戦略出資を、資本効率の観点を含め再検討を進めている。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト