三井住友銀、STコンソーシアム参加 新商品開発めざす

2022.07.07 18:57
ブロックチェーン
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三井住友銀行はSMBC信託銀行とともに、ブロックチェーン(BC)技術を使ってセキュリティ・トークン(ST)を発行、流通、管理するネットワーク「ibet for Finコンソーシアム」に参加した。多様なアセットや信託商品の知見を生かし、STを活用した商品開発を目指す。


7月7日発表した。同コンソーシアムは野村グループ傘下のBOOSTRY社が2021年4月に立ち上げた。野村証券、SBI証券、SMBC日興証券のほか22年4月には、みずほ信託銀行も加わっている。


STは、BC技術によって有価証券取引の簡素化やコスト低減、新しい取引形態の実現などが期待されている。


今後は、三井住友フィナンシャルグループやSBIホールディングスが出資する私設取引所の大阪デジタルエクスチェンジが23年に国内初のST取引の取り扱いを予定しており、コンソーシアムで得た知見を新しい商品の組成などに生かす。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
三井住友銀、地方創生セミナー開催 白馬村など好事例を共有
「地方創生2.0」について説明する内閣官房の大瀧洋参事官(6月26日、三井住友銀行東館)
三井住友銀、大学生リーダー育成 在日米大使館と
金融機関の賃上げ動向、3メガは3年連続 地銀も5%超続々

関連キーワード

ブロックチェーン

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)