三井住友THD、米アポロと提携 代替アセットへ15億ドル投資
2022.07.07 13:00.jpg)
三井住友トラスト・ホールディングス(THD)は7月7日、米大手投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントと業務提携すると公表した。傘下の三井住友信託銀行は、アポロのグループ会社とともにオルタナティブアセット関連のファンドへ15億ドル(約2000億円)を投資する。
今回、投資するオルタナティブアセットは主にプライベートエクイティ、不動産、インフラ、クレジットなど低流動性資産投資の非上場資産が対象。三井住友信託銀以外の投資家も出資予定で、同ファンドは50億ドル(約6500億円)相当になる。
提携するアポロは米ニューヨークを本拠地とし、オルタナティブ資産の運用では世界トップクラスの実績を持つ。欧州やシンガポール、香港、東京、ムンバイなどに拠点を置く。運用資産残高は約5100億ドル(約70兆円)。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に