米銀行界は、2008年の金融危機を契機に資本や流動性を強化し、コロナ禍を乗り切ってきた。しかし40年ぶりの高インフレとなり、先行きは不透明感が強い。連邦預金保険公社(FDIC)のマーティン・J・グルンバーグ総裁代行(69)に課題などを聞いた。
――米銀の状況は。
「財務状況は健全だ。過去2年間に政府やFRB(米連邦準備理事会)はコロナ...
この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。
有料会員の申し込み
無料会員でのご登録