つぐべ岩手、連携スキームに岩手県加入

2022.06.30 07:56
事業承継
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岩手県内6信用金庫(盛岡、宮古、一関、北上、花巻、水沢)と日本政策金融公庫盛岡、一関各支店、岩手県事業承継・引継ぎ支援センターは6月29日、運営する事業承継連携スキーム「つぐべ岩手」の連携先として、新たに岩手県を迎えた。県の加入により、周知活動の強化と同時に、県のネットワークを活用して、企業に事業承継の推進を図る。


岩手県内企業の経営者の平均年齢は62.1歳と全国で2番目に高く、後継者不在率の割合が全国平均より高いことから、県内企業の事業承継が課題となっている。


このため、県内6信金と日本公庫、岩手県事業承継・引継ぎ支援センターは、2021年12月に連携スキーム「つぐべ岩手」を創設し、事業承継のニーズがある事業者にマッチングや計画実行に伴う協調融資の実行などを行っている。 県の加入を受けて、県の事業承継の施策紹介やセミナー開催など、企業への周知活動を強化する。


日本公庫盛岡支店は「県内企業の事業承継に対する関心は低く感じる。県と協力して周知活動を行い、スキームがより活発になって欲しい」と話す。

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