愛知県信保協、事業者支援の知見共有　担当者向けに勉強会

愛知県信用保証協会（石原君雄理事長）は6月29日、本店で「愛知県事業者支援連携勉強会」を開催した。企業経営者を支援する知見の共有を目的に、大手銀行や地域銀行、信用金庫、信用組合などの担当者約50人が参加した。

勉強会は2部制で、第1部では、地域経済活性化支援機構の増田吉宏氏が業務を説明。また「地方の活性化に向けた取り組み」のテーマで、「ひつじサミット尾州」発起人の岩田真吾氏ら繊維関連企業経営者3人が登壇した。

第2部はテーマ別の勉強会。ソリューション営業、売上アップ、経営改善の主題で会場を分け、講師と参加者が議論した。「経営改善」を取り上げた会場では「板橋モデル」で注目を集める板橋区立企業活性化センターの中嶋修氏が講師を務め、「経営改善支援では『経営者の覚悟、危機感の共有、どんぶり勘定からの脱却』が重要」とアドバイスした。