高鍋信金が「100年の集い」 総代に感謝伝える
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高鍋信用金庫(宮崎県、板垣衛理事長)は6月28日、本店ビルで創立100周年を記念した会合を開いた。通常総会後に「100年の集い」として催した。総代に感謝を伝え、今後の飛躍を誓った。総代と役職員ら約90人が出席した。
新型コロナウイルスの影響で中止した100周年記念式典に代え、参加人数を絞って開いた。
板垣理事長は「キャッシュレス化などが進展し環境が劇的に変化しても我々の基本は人とのつながりだ。真の意味でのフェイストゥフェイスであることに変わりはない」と信金らしさを追求する考えを強調した。
来賓の柴田弘之・信金中央金庫理事長は「100周年を新たなスタートとし、地域ナンバーワンの信金として飛躍してほしい。信金中金はともに汗をかき、(地域の)課題解決に取り組む」と話した。淵上鉄一・全国商工会連合会副会長は「地域社会になくてはならない協同組織金融機関として発展を続けてほしい」と期待を寄せた。
同信金は4月、創立100年を迎えた。会合では新本店ビルの建築状況を記録した映像を上映。職員が2年間にわたりほぼ毎日、撮影した写真をつなぎ合わせて作った。同信金と同様に、創立100周年を迎えた高鍋高校の書道部による演技動画も放映した。
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