REVIC、常務に柴田・前中国財務局長
2022.06.23 19:24
地域経済活性化支援機構(REVIC)は6月23日、前中国財務局長の柴田聡氏(52)が常務に就任したと発表した。同氏は、金融庁で地域銀行の監督を担当する銀行第二課長経験者。地域経済や地域金融に関する豊富な知見を活用する。
柴田氏は2021年7月に中国財務局長に就任。同9月に自身を本部長とする地域経済活性化本部を新設したほか、22年3月には地域銀や中国経済産業局、中国四国地方環境事務所などと連携して全国初の「中国地方サステナブルファイナンス協議会」を立ち上げるなど、地元経済の振興に尽力した。
財務局長は1年で交代するケースが多く、行き先が注目されていた。
柴田 聡氏(しばた・さとる)
岩手県出身、52歳。92年東大経卒、大蔵省(現財務省)入省、16年金融庁銀行第二課長、17年同参事官、19年同総合政策局総務課長、21年中国財務局長。