大阪信保協、「SDGsセミナー」配信 参加者限定で
2022.06.22 18:39
大阪信用保証協会(津組修理事長)は6月22日、「SDGsセミナー」のオンライン配信を始めた。参加者は「SDGs推進保証『ウイング』」の利用者に限定している。
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授の蟹江憲史氏、JCLP(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)顧問の石田建一氏がSDGsや脱炭素をテーマに講演。また、「ビジネスチャンスにつなげるSDGsへの取り組み」をテーマにトークセッションも実施。パネリストは恒和プロダクト代表取締役の恒元直之氏、ファシリテーターは中小企業診断士・アフェクト代表の大倉啓克氏。東大阪市で印刷業を営む恒元氏は5年前にSDGsと出会い、従業員とともに取り組んできたSDGs経営などについて語った。7月5日まで配信する。
ウイングはSDGs達成に直接関わる資金使途に限定しないため取引先に提案しやすく、一般の無担保保証の保証料率を一律10%割り引く。現在、21の金融機関が取り扱っている。2022年3月末の保証実績は1470億円(4433件)。23年3月末まで取り扱う予定で、22年度の目標金額は3000億円。
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