空知信金、社会福祉法人に寄付 SDGs私募債通じ
2022.06.21 21:34
空知信用金庫(北海道、熊尾憲昭理事長)は、取り扱う「SDGs私募債」の受託を通じた、地元の社会福祉法人への寄付を決定。6月21日、本店で贈呈式を行った。
同私募債では、発行事業者から受け取る手数料のうち、発行額面の0.2%相当額を空知信金が寄付。寄付先は発行事業者が指定する。
今回、同信金の地元・岩見沢市で児童養護施設を運営する社会福祉法人・光が丘学園に6万円を贈呈。賃貸物件入居者向けに修繕サービスを提供する「リペアサービス」(札幌市)が3月に発行した同私募債で実現した。
式に出席したリペアサービスの富田訓司代表は「数年前からSDGsに関心があり、子どもたちのために少しでも役立ちたいと考えてきた」。同学園の深田倫男理事長は「子どもたちが社会に出る時など、節目の準備に役立てたい。贈ってくれた方たちの思いをしっかり伝える」と。
式では、同信金業務執行役員の大場貞晴・札幌西エリア長兼琴似支店長から深田理事長に目録を贈呈。深田理事長は富田代表と同信金にそれぞれ感謝状を手渡した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に