埼玉りそな銀、高校で資産運用授業 金銭トラブルも説明
2022.06.21 04:30
埼玉りそな銀行は6月20日と21日、埼玉県立小川高校で授業を実施した。グループ会社のりそなアセットマネジメント(AM)の社員が講師として登壇し、資産運用や金融に関するトラブルなどを説明した。
埼玉県教育局と連携。1年生約180人が参加した。授業では、生徒が事前に作成したライフプランをもとに、進学や結婚などに必要な費用を紹介。資産運用のリスクや分散の重要性を解説した。さらに、成人年齢の引き下げに伴い、若年層の金融犯罪リスクが高まる可能性があることから注意喚起した。
2022年度の高等学校学習指導要領改訂にあわせて、同行は高校生向け金融経済教育セミナーを新設した。りそなAMや県と連携し、近いうちに県内2校での授業を予定する。「地元の金融機関として、複数の高校や教員へ向けて積極的に金融教育に取り組んでいきたい」(同行)という。
このほか、7月に埼玉県消費生活支援センターが開催する教職員向けセミナーに参加し、県内の小学校~高校の教職員を対象に授業支援を行う。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に