新生銀、食べチョク運営会社へ投資 第三者割当を引受
2022.06.15 04:38
新生銀行グループの新生企業投資は、新生ベンチャーパートナーズ2号ファンドを通じてオンライン直売所「食べチョク」を運営するビビッドガーデンの第三者割当増資を引き受けたと、6月14日発表した。
今回の投資は、同行グループの中期ビジョンに掲げる「地域金融機関や企業、住民、自治体の支援を通じた地方創生への取り組み」の一貫。生産者支援の仕組みを形成するビビッドガーデンの活動は、地域経済の持続的成長に資すると考えた。
食べチョクは、生産者が個人顧客に直接、商品を販売できるプラットフォーム。ユーザー数65万人、登録生産者7200軒を誇る。ビビッドガーデンは、調達資金を地方連携の強化と全国の生産者との強固な基盤構築に充てる。インターネットに不慣れな高齢生産者でも出品できるサービスの開発を目指す。
同行グループは中計で「事業を通じたサステナビリティの実現」を標ぼうしており、ビビッドガーデンへの成長支援で持続可能な社会の実現に貢献する方針。