みずほ銀、仏の洋上風力発電でプロジェクトファイナンス組成
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みずほ銀行は6月9日、フランスで建設・保守・運転する浮体式洋上風力発電事業「Eoliennes Flottantes du Golfe du Lionプロジェクト」のリードアレンジャーとしてプロジェクトファイナンスを組成すると発表した。
欧州投資銀行、デンマーク輸出信用基金や他の民間金融機関とともに協調融資を行う。契約締結日は5月31日。
同プロジェクトは、南フランス、ルカートの沖水深75メートルの海域にセミサブ型浮体式風車3基を設置。発電規模は約30メガワット。電力は20年間、フランスのFiT(固定価格買い取り)制度に基づき売電する。
同行によれば、この協調融資のストラクチャーは商業化されていない浮体式洋上風力発電事業向けのノンリコースローンとの観点で革新的という。今後、世界の洋上風力発電向けノンリコースファイナンスのひな型になると見込む。
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