みずほ銀、仏の洋上風力発電でプロジェクトファイナンス組成

2022.06.09 19:32
貸出・ローン 海外戦略
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

みずほ銀行は6月9日、フランスで建設・保守・運転する浮体式洋上風力発電事業「Eoliennes Flottantes du Golfe du Lionプロジェクト」のリードアレンジャーとしてプロジェクトファイナンスを組成すると発表した。


欧州投資銀行、デンマーク輸出信用基金や他の民間金融機関とともに協調融資を行う。契約締結日は5月31日。


同プロジェクトは、南フランス、ルカートの沖水深75メートルの海域にセミサブ型浮体式風車3基を設置。発電規模は約30メガワット。電力は20年間、フランスのFiT(固定価格買い取り)制度に基づき売電する。


同行によれば、この協調融資のストラクチャーは商業化されていない浮体式洋上風力発電事業向けのノンリコースローンとの観点で革新的という。今後、世界の洋上風力発電向けノンリコースファイナンスのひな型になると見込む。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

みずほ銀、5572人分の顧客情報をメールで誤送信 提携先金融機関に
メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
金融界の25年株主総会、提案増え緊張高まる 還元充実がテーマに
銀行界、人材紹介「内製化」に関心 収益多角化や課題解決

関連キーワード

貸出・ローン 海外戦略

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)