福岡財務支局、小学生へ財政教育 予算作成に挑戦
2022.06.08 20:51
福岡財務支局は6月8日、福岡教育大学附属福岡小学校の6年生を対象に「日本の未来を考える」をテーマに財政教育プログラムを開催した。5月31日に実施した財政の講義を踏まえて、グループワークで「我が国の予算づくり」に挑戦した。
児童は、2022年度予算108兆円のなかで医療や防衛、教育費など8項目の予算を作成。4、5人のグループに分かれて職員からのアドバイスをもとに話し合った。「子どもの数が減少しているから教育費を減らした」「科学技術のお金を増やして、医療費を抑えることができる」などの意見がでた。
同プログラムは6年生の児童に日本の財政について関心を持ってもらうため、2017年から実施しており、村本由紀美財務広報相談室長は、「授業を通して財政や将来について考えるきっかけにしてほしい」と話した。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%