メルカリ、プライムに市場変更 暗号資産交換業を登録へ
2022.06.08 04:50
フリマアプリ運営のメルカリは6月7日、東京証券取引所のグロース市場からプライム市場に市場を変更した。山田進太郎CEOは会見で2023年度の暗号資産交換業の事業開始に向け、準備を進めていると明かした。
メルカリは月間利用者数2000万人以上、累計出品数25億品を超える。19年からスマホ決済アプリ「メルペイ」を提供。山田CEOは「柱の事業を立ち上げる時期を経て、次の事業に向けて挑戦できる環境が整っている」と市場変更の意義を語った。
暗号資産交換業の登録について、青柳直樹上級執行役員・メルカリグループ日本事業責任者は「サービス開発と体制構築は順調に進んでいる」とした。セキュリティの専門家やブロックチェーンの技術者が参画しており、グループ全体でウェブ3.0を推進していく。
なお、7日の終値は前日終値比133円安(6.15%安)の2027円。売買高は910万6200株だった。
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