ことら、加盟予定事業者を追加 37先に
2022.06.06 20:26多頻度小口決済インフラを通じた個人間送金「ことら送金サービス」の稼働準備をしている、ことら(川越洋社長)は6月6日、加盟予定事業者を追加すると発表した。追加したのは、北九州銀行、きらぼし銀行、群馬銀行、山陰合同銀行、住信SBIネット銀行、西日本シティ銀行、北陸銀行、北海道銀行、もみじ銀行、山口銀行の10行。
同社は2021年7月1日に設立。22年度中のサービス開始に向けて、システム開発・テストは順調に進んでいるという。22年2月に加盟予定事業者を開示していたが、今回の10先を合わせて合計37先となった。合計の個人口座は合計で約1億8000万口座となった。また、全国信用金庫協会も、希望する信金がサービス提供できるように業界関連組織で準備を進めているという。
23年4月の地方税納付書への統一QRコード導入に合わせて、「ことら税公金サービス」の取り扱いも開始予定。ことらに加盟した銀行や資金移動業者が提供するスマートフォンアプリで、納付書に印刷されたQRコードを読み取ることにより税公金納付が簡単にできるサービスとなる。
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