東京きらぼしFG、空港で衣料品物々交換 CO2削減に貢献
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東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)と、きらぼし銀行は6月3日から7日まで、羽田空港第1ターミナルで不用となった衣料品を持ち寄った「HANEDA Fashion Swap(物々交換)」(日本空港ビルデング主催)に共催している。運営にあたる羽田未来総合研究所(日本空港ビルデングのグループ会社)と2021年4月に包括連携協定を締結しており、不用衣料品をリユース・リサイクルすることで衣料品破棄(焼却によるCO2排出)を削減、政府の掲げる脱炭素社会実現に協力する。
事前に衣料品を拠出した人が購入できる仕組みで、きらぼし銀の行員らも衣料品を持ち寄った。事前に集まった衣料品は103キログラム。総CO2削減量は775キログラムに相当する。購入代金はクラウドファンディングで集まった資金と合わせて、「空港内に設置する巨大将棋盤の制作費に充てる」(羽田未来総合研究所)。
初日には、地元・大田区の人や空港で働いている人達が訪れたほか、沖縄からの旅行者が立ち寄って見学するなど、「空港ならではSDGsの取り組み」(同)になった。
東京きらぼしFGでは、同総研との包括連携などを通じて、「未来につながるエコシステムプラットフォームを構築。地域経済の活性化、地域社会・文化の発展に貢献していく」考え。