三井住友銀、中国でESG預金 法人に運用機会提供

2022.06.03 04:31
預金 ESG
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三井住友銀行の中国現地法人は6月2日、中国の法人向けに定期預金の新商品「ESG預金」の取り扱いを開始したと発表した。預金をESG(環境・社会・ガバナンス)分野のファイナンス全般に充当することで、中国市場の顧客にESGやSDGs(持続可能な開発目標)分野への運用機会を提供する。


ESG預金は、三井住友銀行(中国)有限公司が策定した「SMBCCN ESG預金フレームワーク」に基づいて運用される。この枠組みは、預金を充当する「適格ESGアセット」を規定し、中国の各種ESGファイナンス基準に準ずる「中国基準アセット」と、グローバルの「国際基準アセット」でそれぞれの預金を設定。顧客は一定金額の範囲内でどちらかを選択できる。発売は6月1日から。


預入期間は3カ月以上1年以内。最低預入金額は3000万人民元(約5億8300万円)以上。第三者評価機関である総合コンサルティングファームのアーンスト・アンド・ヤング(英国) の中国現法、安永華明会計師事務所が運用状況を確認し、毎年、認証リポートを作成する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

三井住友銀、大学運動部を支援 総額1億円規模の活動費提供
人事異動 三井住友銀行(2024年4月22日)
人事異動 三井住友銀行(2024年4月8日)
銀行・信金、実務型インターン3割 多様な業務内容 理解促す
七十七銀は24年2月に実践型グループワークなどを行う5日間のインターンを実施した(七十七銀提供)

関連キーワード

預金 ESG

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)