三井住友銀、東京電力のオフサイトPPA導入 1700世帯分
2022.06.01 19:22三井住友銀行は6月1日、東京電力エナジーパートナー(EP)とオフサイトコーポレートPPA(買電契約)を交わした。アドバンス(東京都)が茨城県2カ所に新設した総出力4900キロワットの太陽光発電所から、一般家庭約1700世帯分に相当する年間520万ワットhの電力を供給する。年間約2300トンの温室効果ガス(GHG)削減効果を見込み、メガバンクのなかでは最大規模となる。
オフサイトコーポレートPPAは、遠隔地の発電設備から一般の送配電網を介して法人に電力供給する契約。今回、同行は東京電力EPの第1号案件となった。
アドバンスが運営する太陽光発電所と自社のクリーンエネルギー由来の電力を組み合わせてCO2実質ゼロの電力を長期的に供給する。GHG排出削減効果に加え、再生可能エネルギーの購入により新たな再エネ電源開発を促す「追加性」のある取り組みとなる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%