ニッキン抄
2022.06.03 05:01
深夜0時ごろの屋台。そばを食べた男が代金十六文を一文ずつ払う。八つ数えたところで「今、何時だい?」と聞くと、「九つで」と答える店主。間髪入れず「十、十一……十六」と払って去る。時刻にひっかけ、勘定をごまかす江戸落語「時そば」である▼男のように、まけてほしくなりそうだ。庶民のふところに優しい立ち食いそばが値上げする。原材料の高騰が直撃。6月...
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融機関、「カスハラ」対応急務 コロナ禍後に被害増加傾向
- 銀行界、超低利融資が減少の兆し 企業、長期・固定を選好
- 政府、ウェルビーイングの柱に金融 教育推進や持ち株制度普及
- 鳥取銀、M&A上位資格を70人取得 営業店が事業承継支援
- 【変わる預金戦略】地域銀トップの発言から探る次の一手 「金利ある世界」の資金調達
- 経済安保 システム事前審査開始 大手行、ベンダーと調整
- りそなHD、マネロン調査 自動化 〝進化するAI〟本番適用
- 環境省、地域銀に新プログラム 自然情報分析を後押し
- 広島銀、相続の顧客提案迅速に AI不動産査定サービス導入
- UI銀など、電力データ活用しマネロン対策 不正アクセス検知の実証実験