福岡財務支局、小学生に授業 77人が「財政」学ぶ
2022.05.31 17:43
福岡財務支局は5月31日、福岡教育大学附属福岡小学校で財政教育プログラムを開催した。児童に日本の財政について関心を持ってもらうため、2017年から実施しているもの。6年生の児童77人が参加し、講義とグループワークを通じて「日本の未来を考える」をテーマに財政を学んだ。
講義では、職員が財務省や財務支局の役割、税金の種類、公共サービスなどについて解説した。講義後、児童から「日本の財政を立て直すためにできることを考えたい」「お金をたくさん使って経済を回したほうが良い」などの感想が寄せられた。
講師を務めた経済調査課の祖父江渉調査官は「授業を通じて日本の財政を考えるきっかけにしてほしい」と話した。6月8日には講義で学んだことを生かして、グループワークで「我が国の予算づくり」にチャレンジする。