明治安田生命、ソーシャルボンドに約65億円投資 中米社会の格差是正
2022.06.01 04:48
明治安田生命保険は5月31日、中米経済統合銀行(CABEI)が発行する「ソーシャルボンド」に7200万豪㌦(約65億円)を投資したと発表した。CABEIが日本の機関投資家向けに初めて発行した私募形式のソーシャルボンドで、中央アメリカの社会・経済の発展へ貢献する。
同ボンドの償還期限は2032年6月1日。調達する資金は、中米の社会格差是正を目的に、雇用創出、社会インフラ整備、食料確保や食料システムの確立などに用いられる。
CABEIは、1960年に中米5ヵ国(コスタリカ・エルサルバドル・グアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア)によって設立された国際開発銀行。現在15ヵ国が出資し運営している。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に