レクト、債権管理を一括化 freee子会社に提供
2022.06.01 14:32Lecto(レクト)は5月31日、freee finance labが取り扱うコーポレートカードに、債権管理・督促回収プラットフォームの提供を開始した。プラットフォーム上での一括管理に加え、オートコールやショートメッセージで督促のオペレーションを自動化。人手と紙ベースで行われる債権管理の手間を無くす。
レクトのサービス「Lectoプラットフォーム」は、CSVファイルのアップロードかAPI連携で債権者の顧客情報を登録して使用する。督促ルールは債権者の任意で手段やタイミング、間隔を設定。自動督促を行い、顧客ごとの交渉履歴を記録し、回収状況や延滞者を把握しやすくする。
今後、同サービスでオフバランス化をできるよう開発を進めている。小山裕社長は「BNPL(Buy Now、Pay Later=後払い決済)で債権回収のノウハウがないなどで必要とされる企業は多い」と分析する。
freee finance labでは、1月から「freeeカード Unlimited」の提供を開始した。創業間もない企業では、クレジットカードを発行できないといった課題を抱えている。38万を超す事業者データを基に与信を行うことで、最大5000万円の利用が可能だ。