鹿沼相互と会津信金、会津西街道の観光支援 販売用「御宿場印」贈る

2022.05.25 17:31
地方創生
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橋本理事長(左)が日光市観光協会の福田栄仁事務局長に御宿場印を贈呈した(5月25日、日光街道ニコニコ本陣)
橋本理事長(左)が日光市観光協会の福田栄仁事務局長に御宿場印を贈呈した(5月25日、日光街道ニコニコ本陣)

鹿沼相互信用金庫(栃木県、橋本公之理事長)と会津信用金庫(福島県、星幹夫理事長)は、観光客が会津西街道の19カ所の宿場町を訪れ、「御宿場印」を集めながら観光地を巡る地域活性化プロジェクトを開始した。5月25日、日光市と会津若松市で観光協会へ販売用の御宿場印を贈呈するイベントが行われた。


同プロジェクトは、19年7月に両信金が締結した連携事業の一環。かつて諸藩の大名が日光参詣に利用した〝会津西街道〟に着目し会津から日光に通じる各宿場を巡り、街の魅力を再発見する企画となっている。


両信金は日本財団「わがまち基金」などを活用。鹿沼相互信金では日光市内10カ所の宿場に御宿場印5000枚を用意、観光協会に贈呈。観光案内所や道の駅などで販売(1枚300円)される。


御宿場印は、各観光協会の協力でデザイン。日光市内の10宿場は日光市出身の書道家・涼風花氏が書を書き、会津地区の9宿場は会津学鳳高校書道部の学生が手掛けた。



会津若松市内の会場では、御宿場印をデザインした会津学鳳高校の生徒が書いた書が披露され、写真を撮る橋本・鹿沼相互信金理事長(右、左は星・会津信金理事長、5月25日、ホテルニューパレス)
会津若松市内の会場では、御宿場印をデザインした会津学鳳高校の生徒が書いた書が披露され、写真を撮る橋本・鹿沼相互信金理事長(右、左は星・会津信金理事長、5月25日、ホテルニューパレス)

橋本理事長は「売り上げは、観光PRの財源にして欲しい」と話した。星理事長は「ウィズコロナ時代にあって御宿場印集めは、密にならないマイクロツーリズムにつながる」と事業の意義を述べた。

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