三井住友カード、福岡市地下鉄でVisaタッチ 実証実験へ
2022.05.24 16:41三井住友カードは、福岡市地下鉄にVisaのタッチ決済を提供する。5月31日から交通系ICとVisaタッチ決済の一体型改札機を設置し、通過に関する実証プロジェクトを開始する。地下鉄へのVisaタッチ導入は国内初。
同社の公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用する。一体型改札機を通じて、切符の事前購入やチャージを行わずにタッチ決済機能付きのクレジットやデビット、プリペイド各種カードが利用できる。
天神駅や博多駅など主要駅を含む7駅が対象。プロジェクトは、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などの先端技術による社会課題解決に向けた実証実験を福岡市らがサポートする「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択されている。期間は23年2月末までを予定。今後はVisa以外のブランド展開も検討している。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%