相続手続き共通化拡大、岩手3行に6信金合流
2022.05.23 20:02岩手県で、県内金融機関の相続手続きの共通化が拡大する。岩手銀行と東北銀行、北日本銀行の3行に続き、6月1日から県内6信用金庫(盛岡、宮古、一関、北上、花巻、水沢)も同様の相続手続きに合流する。
地域銀3行は2021年10月から顧客が預金などを相続する際の事務手続きを共通化している。共通化しているのは、顧客が記入する書式および顧客から預かる書類関連。一部の手続きについては、各機関の取り扱いが相違するものもある。
相続手続きは煩雑(はんざつ)で、金融機関ごとに提出書類や書式に違いがあり、顧客の負担が大きかった。これを共通化することで顧客や金融機関の負担を軽減する。