東京東信金、中央大の福原前学長が講話 連携記念で
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東京東信用金庫(東京都、中田清史理事長)は5月19日、中央大学の前学長で弁護士の福原紀彦同大法科大学院教授を講師に迎え、講演会を開いた。
2021年5月に締結した連携協定締結後第1弾の行事。講演のテーマは「現代経営の指針と事業承継の秘けつ」。商家出身で、ふるさとが滋賀県彦根の福原氏は、近江商人の「三方よし」を解説。買い手よしが顧客本位に、世間よしがCSR(社会的責任)や公益資本主義といった現代経営の指針に通じると指摘。円滑な事業承継に向けた行政、税制、法改正などの動きにも触れた。
中田理事長は「事業者の課題解決支援で中央大学と連携できることは心強い。近江商人の三方よしの考えとSDGs(持続可能な開発目標)は親和性が高い」と期待を寄せた。