SOMPOひまわり生命、がん保険が伸長 今夏にも窓販2万件突破へ
2022.05.20 04:41
SOMPOひまわり生命保険の金融機関代理店が取り扱う「がん保険 勇気のお守り」の販売が伸びている。2021年10月の販売開始から、約6カ月間で契約件数は1万3000件を超えた。取扱金融機関の拡大に加え、契約当初に保険料がかからない独自の仕組みが好評で、今夏にも契約数は2万件を突破する見込みだ。
好調の要因は商品の割安性と金融機関に対する商品研修の浸透が背景にある。同商品の特長は、(1)非喫煙者だけでなく、契約後の禁煙成功者も保険料が割安になる(2)がんの治療中や治療後のリハビリ、早期発見に役立つがんリスク検査が受けられる――など。
全チャネルの販売件数は約15万件。窓販経由は1割程度で、取扱金融機関の拡大(現在92機関)を踏まえてさらなる販売拡大を目指す。
同社は「顧客の声を反映し、業界で初めて3カ月間保険料が発生しない商品とした」とする。同商品を取り扱う金融機関には、「オンラインだけでなく対面の研修などで商品内容が浸透してきた」と話す。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に