オリックス銀、22年3月期純利益1.4%増の202億円 9期連続最高益

2022.05.17 18:46
決算
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オリックス銀行が5月17日に発表した2022年3月期純利益(単体)は、前の期比1.4増の202億円だった。9期連続で過去最高益を更新した。役務取引等収益の増加や投資ファンドの運用益などが業績に寄与した。


22年3月末の預金残高は21年3月末比で1.5%減の2兆2679億円、信託財産残高は19.4%増の8113億円、貸出金残高は同1%減の2兆2057億円。主力の投資用不動産ローンは、融資期間を最長35年に短縮するなど融資基準を厳格化し件数や残高が減少した。


自己資本比率は11.9%。同日、会見した錦織雄一社長は「10%を目安としており、22年度はもう少し積極的にリスクをとっていきたい」と語った。

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