あおぞら銀、22年3月純利益20.8％増　リテールと手数料好調

2022.05.16 18:54

決算

あおぞら銀行の2022年3月期連結決算は、当期純利益が前の期比20・8％増の350億円だった。リテールの投資性商品販売利益やGMOあおぞらネット銀行の手数料収益など非資金利益が同49億円増加し、業績をけん引した。

5月16日に発表した。業務粗利益は6・7％増の1030億円。実質業務純益は12・1％増の478億円。配当金は124円から149円と25円増配する。23年3月期純利益目標は2.8％増の360億円、配当金は154円を見込む。

同日会見した谷川啓社長は、「あおぞら型投資銀行ビジネスの推進によりバイアウトファイナンス、プライベートエクイティが順調に拡大した」と説明。22年3月末のエクイティ資産残高は2448億円で、21年3月末比で558億円増加。実現益は123億円を計上した。

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