MUFG、22年3月期純利益45.5%増の1兆1308億円、過去最高益
2022.05.16 17:10
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が5月16日発表した2022年3月期連結純利益は前の期比45.5%増の1兆1308億円だった。国内外の貸出利ざや改善や手数料収益が増加したことに加え、保有株売却に伴う株式関係損益の拡大や与信費用の改善、モルガン・スタンレーの貢献利益などが主因。「MUFG発足以来、過去最高益」(亀澤宏規社長)となった。
業務粗利益は3兆9641億円(431億円増)、業務純益1兆2168億円(316億円減)だった。23年3月期業績目標は純利益1兆円、業務純益1兆3000億円を掲げた。同日の会見で亀澤社長は、「安定的に1兆円を稼げる会社にする」と強調した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手