福岡中央銀、荒木専務が頭取に昇格 

2022.05.12 22:00
役員人事
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頭取に就任予定の荒木氏

福岡中央銀行は5月12日、荒木英二専務(63)が頭取に昇格する人事を発表した。古村至朗頭取(67)は代表権のある会長に就く。6月29日の株主総会後の取締役会で正式決定する。頭取交代は7年ぶりで、筆頭株主の福岡銀行出身者が7代続けて頭取を務める。


2021年度からの第12次中期経営計画期間中だが、古村頭取は「中計がほぼ計画通りに進んでいる。スムーズにバトンタッチしていきたい」と交代を決めた。


古村氏は14年に入行後、15年6月に頭取に就任し、監査等委員会設置会社への移行や新人事制度導入に尽力した。頭取就任以降、貸出金残高が4000億円を突破するなど、中小企業向け融資に注力した。


新頭取になる荒木氏は21年4月に入行し、同年6月から専務取締役北九州本部長を務めていた。古村氏は荒木氏について「温厚で誠実な人柄。福岡銀では本部と営業現場、十八親和銀では副頭取として合併に携わった。豊富な経験と優れたバランス感覚、柔軟な発想を持っている。将来を託すには非常にふさわしい人物」と評価する。


 
荒木 英二氏(あらき えいじ)=福岡県出身、63歳。81年西南学院大卒、福岡銀入行、2011年4月執行役員本店営業部長、13年4月取締役常務執行役員、ふくおかフィナンシャルグループ執行役員、17年4月福岡銀取締役専務執行役員、同年6月ふくおかFG取締役執行役員、19年4月十八銀(現十八親和銀)取締役副頭取、21年4月福岡中央銀顧問、同年6月専務取締役北九州本部長。

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