九州経産局がお披露目会、集中支援のスタートアップ33社
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九州経済産業局は5月11日、経済産業省が推進するスタートアップ企業育成支援プログラム「J‐Startup」に選出された九州の企業をお披露目するイベントを福岡市内で開催した。九州の選出企業は33社。福岡県からは16社、佐賀県2社、長崎県1社、熊本県6社、大分県2社、宮崎県4社、鹿児島県2社となった。
J‐Startupは、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために2018年に立ち上がった官民によるプログラム。毎年、国内で成長を見込めるベンチャー企業を選出する。今回の九州地区の推薦委員(39人)には、金融界から十八親和銀行や肥後銀行、熊本銀行、西海みずき信用組合が名を連ねた。選出企業は、政府機関や大企業から海外展開支援や研究開発支援、規制改革対応など幅広く集中的な支援が受けられる。
5月11日のイベントでは1社3分間でプレゼン。蚕を利用した組み換えでタンパク質を生産し、試薬や医療品を開発する九州大学発のベンチャー「KAICO」や、花農家と小売店をつなぐプラットフォームを提供する「CAVIN」、福岡市や熊本市などでシェアサイクルサービスを展開する「neuet」などが登壇した。
九州経済産業局の後藤雄三局長は「J‐Startupは全国的な取り組みだが、一番熱いのは九州にしましょう。思いっきり暴れてください」と挨拶した。
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