大和証券G本社、子供基金に1000万円寄付 創業120周年の一環
2022.05.10 19:47
大和証券グループ(G)本社は5月10日、創業120周年プロジェクトの一環で、内閣府の「子供の未来応援基金」に1000万円を寄付した。同日、中央合同庁舎で贈呈式を行い、中田誠司社長が野田聖子内閣府特命担当大臣に目録を手渡した。
同社は創業応当日の5月1日から、社会貢献を柱とする周年活動をスタート。その目玉として、子供の貧困問題の解決に向けた寄付を行うことにした。今後は基金への1000万円に加え、全109ヵ店が独自に選定する子供支援団体にも総額1億1000万円を寄贈する。
贈呈式で中田社長は「証券会社は資本主義経済の象徴。一方で資本経済は人々の格差を生み、子供の貧困問題につながっている面もある。そこで資本市場で得た利益を子供の課題解決に活用したいと考えた。野田大臣からも良い取り組みだと喜んでいただいた」と語った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に