城南信金、絆舞の酒粕で新商品

2022.05.10 19:29
地方創生
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プレゼンを聞きながら試食するバイヤーら。手前のプレートは酒粕を利用した新商品7種(5月10日、新宿調理師専門学校)

城南信用金庫(東京都、川本恭治理事長)は5月10日、絆舞の製造工程で出る酒粕を利用した新商品の発表会を開催。食品事業者、バイヤーなど関係者約60人が参加した。


絆舞は「よい仕事おこしネットワーク」が毎年、全国の米で作っている日本酒。これまで、酒粕は廃棄することが多かった。酒粕を利用した新商品を各地の企業が開発することで、食品を大切にする気持ちや地域活性化につなげる。


当日は、岩手、静岡、和歌山各県、東京都の食品事業者など7者が酒粕を活用した新商品をプレゼンテーション。静岡県の山本食品「絆舞わさび漬け」や和歌山県の紀州高下水産「鯛・海老の粕漬け」などが紹介された。集まった9社のバイヤーらが実際に試食しながら説明を聞いた。


「絆舞酒粕カレー」を開発した東京都稲城市のgreen world cafe 代表の花枝聖氏は「縁あって川本理事長から誘われた。作る時は加熱しすぎて酒粕の香りが飛ばないよう注意している。既にお店でも提供している」。川本理事長は「元々お米なのに捨てるのはもったいない。ネットワークで声掛けするとみな賛同してくれた。フードロス解決のきっかけになれば」とした。

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