三菱HCキャピタル、米太陽光発電事業に出資
2022.05.09 19:53三菱HCキャピタル(柳井隆博社長)は5月9日、北米の再生可能エネルギー発電事業を投資対象とするExcelsior Energy Capitalから、分散型太陽光発電事業の持ち分49%を取得したと発表した。
分散型太陽光発電は、小規模設備を消費エリア近郊に設置する取り組み。今回出資した事業は、マサチューセッツ州の太陽光発電所3カ所で、州内の地方公共団体や一般家庭約800世帯に発電した電力を供給する。同州は太陽光発電導入支援制度を設けるなど再生可能エネルギー分野に積極的に取り組んでいる。「参画を通じて知見を深め、事業を拡大させる」(同社)狙いだ。
同社は2019年から米国の再生可能エネルギー事業に参画した。国内外で出資・運営する運転開始済みの太陽光発電容量は976MW(21年12月末)におよぶ。