高松信金、キッズフリマに300人 売買で金銭感覚養う
2022.05.04 04:45.jpg)
高松信用金庫(香川県、大橋和夫理事長)は5月3日、買い手と売り手の双方を子供が担うフリーマーケット「キッズフリマ」を高松市内で開いた。地域活性化の取り組みの一環で、子供向け組織「キッズクラブ」の会員を中心に小学生以下の子供たち約300人が参加した。
「いらっしゃいませ」。開店の号令とともに、会場内には売り手となった子供たちの元気な声が飛び交った。客として来場した子供たちは、所狭しと並べられた商品を見て回り、気になった商品を購入。人気玩具やぬいぐるみなど、手に入れた商品を両手に「楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。
キッズフリマは、実際のお金を使って売り買いを体験することで金銭感覚やモノを大切にする心、コミュニケーション力などを養う企画。
今回が3回目の開催で、同信金の役職員6人がスタッフとして運営に当たった。担当者は「毎回参加する子供がいるほどの人気企画。大人顔負けの『タイムセール』を行う子供もいて、とてもにぎわった」と語った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破