高松信金、キッズフリマに300人 売買で金銭感覚養う
2022.05.04 04:45.jpg)
高松信用金庫(香川県、大橋和夫理事長)は5月3日、買い手と売り手の双方を子供が担うフリーマーケット「キッズフリマ」を高松市内で開いた。地域活性化の取り組みの一環で、子供向け組織「キッズクラブ」の会員を中心に小学生以下の子供たち約300人が参加した。
「いらっしゃいませ」。開店の号令とともに、会場内には売り手となった子供たちの元気な声が飛び交った。客として来場した子供たちは、所狭しと並べられた商品を見て回り、気になった商品を購入。人気玩具やぬいぐるみなど、手に入れた商品を両手に「楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。
キッズフリマは、実際のお金を使って売り買いを体験することで金銭感覚やモノを大切にする心、コミュニケーション力などを養う企画。
今回が3回目の開催で、同信金の役職員6人がスタッフとして運営に当たった。担当者は「毎回参加する子供がいるほどの人気企画。大人顔負けの『タイムセール』を行う子供もいて、とてもにぎわった」と語った。
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