熊本信金、100周年記念ロゴ制作 大学生がデザイン競う

2022.04.28 21:38
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これまでに制作されたロゴのデザインを確認する崇城大学の学生(4月28日、本店)
これまでに制作されたロゴのデザインを確認する崇城大学の学生(4月28日、本店)

熊本信用金庫(熊本市、井星伸一理事長)は、2023年8月に創立100周年を迎えるにあたり、崇城大学と連携して記念ロゴデザインを制作する。学生は4月28日から約4カ月かけて検討。同信金はデザインを採用した学生への表彰を計画する。


ロゴデザイン制作は、9班に分かれた記念プロジェクト(PT)の一つ「コーポレートアイデンティティ事業」として実施。健軍支店得意先係の永田恭平係長がリーダーを務める。


永田係長は、プロの業者への依頼も考えたが、「地域社会発展に向けた包括連携先の崇城大学とコラボしたい」として今回の事業がスタートした。採用するデザインは職員のピンバッジに利用するほか、PR用のノベルティグッズにも使用を検討する。


同大学はキックオフミーティング以降、毎週木曜日の授業で制作を進める。5月19日には、大学からデザインの方向性についてフィードバックされ、6月23日には学生が取り組むデザインについてプレゼンテーションを予定する。その後、修正などを経て8月4日に最終決定を予定する。


本店で行った同ミーティングには芸術学部デザイン学科の教員4人と学生22人が参加。2部構成で1部は同信金の歴史、2部は信用金庫業界についてレクチャーした。


冒頭、井星理事長は「専門的分野の考えを持ち、かつ地元の方で地元を支える若い皆さまにお願いしたい」とあいさつした。

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