大分銀、二つのファンドを新設 経営改善後押し

2022.04.27 10:09
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大分銀行は、「パートナーファンド」、「サステナチャレンジファンド」を新設し、5月2~9月30日まで取り扱う。ファンドの総枠はいずれも100億円で、取扱期間は状況に応じて延長する。


パートナーファンドは最大3年間の据置期間の設定が可能。新型コロナウイルス感染症の長期化や原材料価格の高騰などの環境変化で影響を受けている取引先を対象とする。


延岡支店(宮崎県)、豊前支店(福岡県)を含む大分県内の全営業店で取り扱い、資金供給や返済負担の軽減を通じて本業に注力できる体制構築を支援する。1先当たりの投資額は、平均3000万円を見込んでいる。 


サステナチャレンジファンドは全営業店で取り扱う。SDGs(持続可能な開発目標)やデジタルトランスフォーメーション(DX)、補助金受給などの事業再構築や企業のサステナビリティ向上に挑戦する取引先を支援し、投資額は1000万~3000万円を想定している。


 

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寸言 高橋靖英・大分銀行頭取

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