東京信保協、保証承諾コロナ前水準に 21年度
2022.04.21 12:50東京信用保証協会(安藤立美理事長)は4月21日、2021年度の保証実績を発表した。保証承諾は約1兆2400万円で前年度に比べ約8割減少し、新型コロナウイルス感染症流行前の19年度と同水準になった。
21年度の保証承諾件数は8万5493件(前年度比71%減)、条件変更は4万3439件(同3.6%減)。このうち保証期間延長や返済方法変更などは3万7918件だった。
代位弁済は2724件で前年度比18.6%減少した。業種別では飲食含む小売業や不動産業、製造業などで減少。運輸・倉庫業やサービス業は増加した。
保証債務残高は6兆7600万円で前年度比横ばいだった。