英国出身の作家C・W・ニコルさんのあだ名は「赤鬼」だった。北極探検隊に参加し基地を襲ったホッキョクグマを仕留め、エチオピアでは国立公園創設に携わり密猟者と対峙(たいじ)した。空手を学ぶため来日し道場の先輩と登山した際、ブナの原生林の美しさに涙する。「日本のとりこになった瞬間」だった。のちに長野県で私財を投じ「幽霊森」と呼ばれていた荒れ地を...
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