銚子信金、包装デザイン刷新に協力 コンテストで公募
2022.04.19 19:49
銚子信用金庫(千葉県、森山博志理事長)は4月19日、銚子市の本店で「ちょうししんきんリデザイン・コンテスト」を開いた。同信金が商品パッケージをデザインしてほしい企業を募集し、デザイン案を公募した。当日は3社の商品デザインを考案したデザイン会社2社が表彰を受けた。
複数の企業から応募があり、抽選で選んだ3社の商品「キンメダイの煮つけ」「サバの文化干し」「煮豆」の特徴や企業からの要望を提示し、デザイン案を募った。
水産加工業のマルカ加藤水産(同市)はキンメダイの煮つけを製造。商品には独自開発した煮つけ用のたれが別についているのが特徴だ。これに、市内のデザイン会社は「キンメダイをイラストにして温かみをだし、『味が決まる! かんたん タレ付き』と記載し、特徴をアピール」した。
デザインを採用した企業はデザイン会社と著作権譲渡契約を締結。デザイン使用の権利を無料で取得し、パッケージに使用する予定だ。
デザイン会社には同信金から賞金10万円を贈呈した。森山理事長は「コンテストを通し商品のPRにつながれば」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%