外為市場、ボラティリティ高まる「ドル円」 くすぶる〝円高転換〟リスク
2022.04.20 04:40
外国為替市場で米ドル円相場のボラティリティ(変動率)が高まっている。4月19日(日本時間)には1ドル=128円台を付け、再び約20年ぶりの円安水準に下落した。日米の金融政策スタンスの違いが一段と意識された3月以降、円安(ドル高)が加速し、2021年の年間値幅(約13円)もすでに上回った。市場ではさらなる円下落を見る向きが強まる一方、日米中...