日高信金、地元6町の特産品紹介 22年度通じ札幌支店で
2022.04.08 04:46
日高信用金庫(北海道日高市、大沼孝司理事長)は、2022年度を通じ、まちづくりに関する包括協定を結ぶ地元6町(広尾、えりも、様似、浦河、新ひだか、新冠)の特産品などを順次、札幌支店のロビー展で紹介する。新型コロナウイルスの影響で落ち込む観光業や地域経済の発展を支援する。
4月1日から広尾町分の展示を始めた。同町は、世界中の子どもたちからのサンタクロース宛ての手紙に返信するノルウェー・オスロ市の取り組みを、日本に紹介する相談をしたことがきっかけで、1984年に同市から「サンタランド」と認定された「サンタクロースの町」。ロビーには、地元産マツ科のスプルース製のクリスマスツリーや、地元有志が広尾町の海水をろ過した塩を入れて作った「広尾しおサイダー」、ヒグマの爪を使用したネックレスなどが並んだ。
同店の沖田淳也支店長は「札幌市内には多くの広尾町出身者が在住している。ロビー展が来店につながってほしい。展示を見た地元以外の人は、これを機に広尾町に足を運んでもらいたい」と話した。
広尾町のロビー展は5月31日までの2カ月間。ほかの5町についても6月以降、2カ月ずつ順に開く。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- 盛岡信金、破たん温泉旅館を再生 観光客誘致し地域活性化
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進