九州地区の入行庫式、トップが期待込めメッセージ

2022.04.01 21:20
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社員らによる行歌演奏と独唱が行われた佐賀銀行グループの入社式(4月1日)

九州地区の各金融機関は4月1日、入行庫式を開催した。


福岡銀行は、164人の新入行員が出席した。同日付で就任した五島久頭取は、座右の書である城山三郎の『少しだけ無理をして、生きる』から共感する部分を紹介。「『箱から出なくちゃいけない。』自分の箱のなかに安住してしまってはダメで、箱から出ていこうとチャレンジし続けなくてはならない。いつまでも箱の中にいると、職業人として伸びない」との言葉を贈った。


佐賀銀行は、新入行員52人が出席。坂井秀明頭取は「デジタルネイティブと呼ばれている皆さんには、柔軟な発想や観点で、新たな付加価値を数多く加えていただきたい」と期待を込めた。


十八親和銀行は、新入行員98人を迎え、同日付でトップに就任した山川信彦頭取が「今は、金融マンとしてのプロフェッショナルなスキル、知識、行動が求められる時代。それをやりがい、働きがいと感じて行動してほしい」と語った。新入行員代表は、「誇りと自覚をもってお客様に信頼される行員となることを誓います」との言葉を述べた。



新入行員に祝辞を述べる村上頭取(4月1日、西日本シティ銀ココロ館)

西日本シティ銀行は、21年と比べて22人少ない新入行員108人が出席。村上英之頭取は、「自らの頭で考える」、「素直な心・謙虚な心を持ってほしい」、「自己研鑽に積極的に取り組んでほしい」と三つの期待を述べた。


福岡ひびき信用金庫は、本店で入庫式を開催し、井倉眞理事長が23人に辞令を交付した。野村廣美会長は「ひびしんの職員として自信と誇りを持って、堂々と社会への第一歩を踏み出してほしい」とエールを送った。

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