北陸地区の地域銀4G・行、入行式開く　銀行に新しい風を

北陸地区の地域銀行4グループ（G）・行は４月１日、入社・入行式を開催した。

北国フィナンシャルホールディングスは、従来の入社式に変えて、新入社員17人と杖村修司社長が自由に意見交換するウェルカムミーティングを開催。杖村社長は「地域の発展はもちろんだが、グローバルな視野を大切にしてほしい」と力を込めた。

北陸銀行の庵栄伸頭取は「デジタルネイティブといわれる顧客層は、皆さんと同年代。積極的に意見を発信して、銀行に新しい風を吹かせてほしい」と82人の新入行員に期待を寄せた。

富山銀行は24人が入行。中沖雄頭取は「これからの環境・社会的課題の解決に向けた取り組みには、皆さんの若い感性と行動力が必要不可欠」と語った。

福邦銀行の渡邉健雄頭取は13人の新入行員に「仕事を通じて地域や社会に貢献するという思いを持って臨んでほしい」とし、地域金融機関を取り巻く環境が変化するなか、挑戦することの必要性を説いた。